恐怖の作法 ホラー映画の技術

  • 河出書房新社 (2014年5月15日発売)
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本棚登録 : 152
感想 : 12
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小中さんは、デジモンテイマーズで、私の大好きなアリスとドーベルモンの回の脚本を担当。それで名前を覚えた。ビッグオーもされていた。
元はホラー作家だったのね。

怖いの嫌いなのでホラー映画の構造はさっぱりなんだけれど、どういうふうな撮り方をすると怖いのか、どういう語りがいいのか、等は、脚本と撮影のやり方がわかっておもしろい。
カット割りって大事なんだなあ。

ホラー話の構造を分析しているのもあった。
弟に、ネットでこんな怖い話を読んでしまった、と、メールしたら「検索したらいけない単語じゃねえか! 送ってくんな!」って怒られた話もあった。あれは名前がかわいいなあって思って読んだのに実は怪談で、非常に怖い思いをしたけれど、こうして分析されると怖さが薄れてよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 職人の話
感想投稿日 : 2014年10月18日
読了日 : 2014年10月18日
本棚登録日 : 2014年10月18日

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