有頂天家族 (幻冬舎文庫)

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本棚登録 : 9914
レビュー : 1034
著者 :
★RHYE★さん 小説(日本人作家・一般)   読み終わった 

森見ワールド×家族、という新境地。不毛な大学院生は出てこない☆笑
ペンギン・ハイウェイも「ぼく」と父親の関係というものがあったけど、今回は京都・下鴨神社に暮らす狸一家の三男坊を中心に家族愛を描いた、あったかアニマルファンタジー!!!(*´ω`*)
森見作品の中では、私的一番の作品かも!!

父親のいない狸一家とヘンクツな天狗と妖艶な半天狗人間を中心に、天狗と狸と人間がうごうご騒乱を巻き起こしつつ、ほっこり兄弟愛・家族愛でじんわり温かくなるステキな京都絵巻。
毛玉たる狸たちの絵を創造するだけで、もう可愛すぎてもきゅもきゅする。
それぞれがそれぞれを思い合う温かい狸一家の様子が笑いあり・涙ありで、途中何だかうるうるとしながら電車を乗り過ごしかけました。

森見カラーがしっかりしているのに、他の不毛大学生系作品と比較すると毒気がかなり薄いので、作品初心者にもとてもよい作品だと思う。
もちろん不毛大学生系も大好きなんだけど、是非ともこういうステキ極まりないファンタジーをたくさん生み出してほしいと切に願います。

そして、気になっているのがアニメ!キャラクター原案はあの久米田先生だと言うではありませんかー!!!すごい楽しみ。原作読み終わったから、さっそく見よっと♪

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著者が「今まで一番書きたかった作品」と語る渾身の作。偉大なる父の死、海よりも深い母の愛情、おちぶれた四兄弟……でも主人公は狸?!

時は現代。下鴨神社糺ノ森には平安時代から続く狸の一族が暮らしていた。今は亡き父の威光消えゆくなか、下鴨四兄弟はある時は「腐れ大学生」、ある時は「虎」にと様々に化け、京都の街を縦横無尽に駆けめぐり、一族の誇りを保とうとしている。敵対する夷川家、半人間・半天狗の「弁天」、すっかり落ちぶれて出町柳に逼塞している天狗「赤玉先生」――。多様なキャラクターたちも魅力の、奇想天外そして時に切ない壮大な青春ファンタジー。

レビュー投稿日
2013年12月25日
読了日
2013年12月25日
本棚登録日
2014年1月12日
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