主人公の一止の医学部進学から医師国家試験に合格し、研修医となり、勤務するという医師としての原点を描いた物語。寮生活では医師国家試験に向けて、ピリピリムードだったが、寮生皆が合格するように励まし合って勉強している姿、大学生らしさも感じたり、研修医として勤務する中での葛藤、本庄病院を選んだ理由、救急指定病院は病院の基礎であること、大変ながらも命を救うために真摯に取り組む姿、医学生時代から彼の人柄がにじみ出ていて、人間味あふれる人物だと感じる。榛名も写真家としての活動、山への愛情や自然の厳しさを諭す姿が良い。
読書状況:読み終わった
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作者 な行
- 感想投稿日 : 2018年2月11日
- 読了日 : 2018年2月11日
- 本棚登録日 : 2018年2月10日
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