先進国の視点(石油資源等の利権獲得による国益追求)と、当事国の視点。また、テロリズムに対する民間人の支持/不支持、武装集団側の視点も含まれている。
ニュースや新聞では、少なくとも日本国内においては、アメリカ視点からの報道が多いと感じていたので、主に当事者達の考えを知ることができたことが非常に良い。
テロリズムが理解できないことには変わりないが、少なくともそういった手段に訴えている人間が絶対悪であるとは思えなくなったことが、本書を読んで得た一番の収穫。
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- 感想投稿日 : 2014年9月27日
- 読了日 : 2014年9月27日
- 本棚登録日 : 2014年9月9日
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