京都にある隠れ家的美術館である北村美術館の館長さんが淡交社の『なごみ』に連載したものを本にしたものです。ここには春秋にお邪魔したり、四君子苑が公開しているときは、和んだりしています。茶人の憧れるところです。これだけの内容を吟味するのは大変な作業をともなうと思われます。著者は本にする気はなかったようですが、「残りの人生を思いざま好きに生きたい気持ちと、一方では、自分の来し方から得たものを、次の世代の人たちに伝えたいという念いが、心のなかで葛藤しだした」(あとがき)と言っています。ありがとさん。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
京都
- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月26日
みんなの感想をみる