東京堂書店に寄ったら出てたので購入して読み始める。この巻が黄金期である。

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カテゴリ 文学

三条の大垣書店に寄って買う。昨夜、てる子さんの舞妓姿の絵を見て昔の祇園の話が出た。なんかの符号か。この本は豆爾姐さんが舞妓、芸妓そして置屋の女将のことを書いている。立方として去年の温習会で通う神を斗美千代姐さんと舞ってるのを見ている。

私の知らない昔の祇園町を見る思いがする。稽古にしても、プロの稽古は素人の稽古と違う。そんな話が散りばめられている。

バーのカウンターで飲みながら、こんな話が聞けたら良いなと思うけど、実際はしょもない話をしてしまう。聞くほうにも下地が必要なわけだ。

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カテゴリ 京都

平成26年12月13日に久しぶりに著者の講演を聴けることになった。それまでには読んでおきたい。

並行してといえば西川照子氏の随伴取材記である『幻の、京都』(光村推古書院)を読んでいるが、今回の取材も親鸞の足跡を追って回ったのだろう。

著者にとって親鸞の四つのことが分からないという。
1.出家の謎
2.親鸞が法然門下に入門した謎
3.親鸞の結婚の謎
4.親鸞の悪の自覚の謎

1.なぜ親鸞は出家しなければならなかったのか?

親鸞の曾孫の覚如が著した『親鸞伝絵』によれば「興法の因うちにきざし、利生の縁ほかに催ししによりて」9歳で出家したとあるが、それ以上の説明がない。

父の日野有範は貴族であるにも関わらず、長男の親鸞以外の全ての兄弟が出家している。異常なことではないか!

その死んだとされる有範卿が実は生きていた。いったいどういう事情がそこにあったのか?

2.なぜ親鸞は比叡山での修行を止めて、法然に入門したのか?

慈円のもとで二十年間修行し仏教界での出世が約束されていたであろう親鸞がなぜ乞食坊主同然の法然のもとに入門するに至ったのかということが強く問われてこなかった。


3.なぜ親鸞だけが結婚することを公然と表明したのか?

釈迦以来のもっとも重要な仏教の戒律を否定した浄土真宗は、果たして仏教といえるのであろうか。

「実は親鸞の結婚について、一つの根強い伝承があるのである。それは、正式な妻として多くの研究者にも認められている恵信尼の前に、もう一人の妻として、九条兼実の娘、玉日(たまひ)という女性が存在したということである。」

定説との違いは存覚の『親鸞聖人正明伝』の扱いである。偽書とみるか、真実を含むとみるか。

4.「悪の自覚の謎」とは、親鸞が自らを大悪人と同一視するほどに、「悪」すなわち罪悪感を自覚していたことに関する疑問である。」

五逆の罪を犯したものは救われない。父母殺しの阿闍世を救おうとして親鸞は教行信書の信の巻を書いている。

教行信書は挫折したので親鸞の執拗さを言われても分からないが、「悪」の自覚が強過ぎないかと思う。どうして「悪」の自覚がこのように強いのか?

さて、本論をこれからゆっくり見ていこう。

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カテゴリ 伝記

梅原猛の『京都発見』の取材をともにした著者は、20年近く前のことをよく思い出して書いている。書かなけれならないエピソードが残っていたのだ。そして、僕は幸せな気分で本に付箋を貼っていく。本棚にある9巻の本を読み返す時のために。

しかし、常楽台は今の話に繋がっていた。この存覚の寺を2010年、2013年は二度も訪れている。そして梅原猛の『親鸞「四つの謎」を解く』が書かれた。

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カテゴリ 京都

著者より頂く。堀河天皇は嘉承2年(1107年)に崩御され、平成19年(2007年)に900年遠忌を迎えた折り、天皇陛下へ御進講したものを本としたもの。読み下し文は現代仮名遣いとしており読みやすい。とはいえ、父の白河天皇の院政期の最初の天皇として生きた時代は平安時代の最後の1世紀に当たるため、時代背景の知識は必須である。

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カテゴリ 日本史

居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなどは読むことはなかった。

神馬という西陣の居酒屋を横浜育ちの上野敏彦氏が書くという点が気になったが、太田和彦氏が酒友ということなので納得。やはり他所さんが書かんと本にならん。

最近は行ってないけど、世代交代は、太田氏の本より進んでいる。知った顔が見えなくなるのは寂しい。熱燗に河豚が恋しくなるこの季節に訪れたいものだ。

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カテゴリ 京都

そういえば、文芸コーナーをしばらく覗いていなかった。年に1巻では忘れてしまう。もっと早く読みたかった孫武の活躍の巻。

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カテゴリ 文学

これは、上田先生の遺言と思って読む。

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カテゴリ 日本史

京都の天神さんの「ずいき祭」を扱った本。これだけ詳しく書いてあるのは初めて見た。「ずいき祭」は何度も見るチャンスがありながら見過ごして来た。やはり知らないということにはどうにも始まらないのである。

北野天満宮の「ずいき祭」(10月1日から5日)のために制作される「ずいきみこし」は京都市登録無形民俗文化財となっている。無形民俗文化財である。みこしの屋根がずいき(サトイモの茎)で葺かれるだけでなく、飾りが花、農産物や海産物でつくられる。鮮度が大切で毎年作り変えられている。鳥居の笠木は寿司海苔を貼り付けいるし、真紅は千日紅を糸で通したものを貼り付けている。

西之京瑞饋神輿保存会の活動を丁寧に取材しているため、「写真を見る自分も、祭に参加しているようであった」(梅原猛氏の推薦文)。

御旅所に屋台も出て楽しそうである。祭は準備そのものを含めて祭なのだと思う。

2014年9月25日

読書状況 読み終わった [2014年9月25日]
カテゴリ 京都

円満字二郎(えんまじ じろう)『ひねくれ古典『列子』を読む』(新潮選書、2014年)

著者の名前がひねくれていると思った。

本選書は諸子百家の一人である「列子」の紹介本だ。20話の白文、読み下しに著者の解説からなる。

我々は「杞憂」とか知っているようで知らない。教科書に載らない続きの話が面白い。そうだったのかというわけである。

そうして列子をもっと読もうとすると、ご親切にも参考文献を載せているのだが、高価だったり重版未定で入手しにくいのである。

このあたりは、本のタイトルのようだ。面白いぞ、と煽っておいて、でも手に入りにくいぞといっている。出版界へのアピールと受け止めたい。

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カテゴリ 漢字文化

そう言えば通史というものは、高校の教科書以来読んだことがなかった。まあ、それも記憶に残っていないし、いまさら教科書でもあるまい。何か適当な本はないかと、『日本書紀』の現代語訳を買ってみたのだが、10分で眠くなった。

日本の通史を死ぬまでには読んでおこうと思い立った以上、最新の岩波に投資してもよいのだが、いかんせん敷居が高い。その点で原本が1965年から1967年とちょっと古くなったけど、中公文庫の日本の歴史は著者も名前くらいは知っているので、トライすることにした。

まずは、好きな奈良ということで、『日本の歴史3 奈良の都』を選ぶ。井上光貞氏からスタートしてもよかったのだが、パラパラめくった感じで文体が平易な青木和夫氏を選んでみた。

とにかく数字がよく出てくる。規模感が分かると、今と違った政治都市である平城京が見えてくる。

但し、解説で丸山裕美子氏が指摘しているように、その後の研究成果により推定数字は問題がないとは言えなくなっている。例えば「都の人口二十万」という説は、もっと少なく十万と見る見解が有力なのだそうだ。半世紀前の研究水準であることには注意することが必要だ。

谷沢永一先生が言っているように、どんな著者の話でも鵜呑みにしてはならない(『本はこうして選ぶ買う』)。

索引まで入れて585頁あるので、電車の中で読んだらいつ読み終わるかわからないけど、しばらくはバックに入れておきたい。

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カテゴリ 日本史

ロボット研究を通して心・意識の構造を解明する話。

「ロボットに心・意識はあるのか?」という素朴な質問を研究者に投げると「心・意識ってなんですか? どういうロボットができたら心・意識を持つことになるんですか?」と投げ返される。

著者は、ユクスキュルの環世界から話を始める。私たちは主観的世界に生きている。客観的世界である環境には、感覚器で感じ、運動器で作用することで関わることができる。感覚器で感じる知覚世界と運動器で作用する作用世界から環世界はなる。主体の認知は環世界のなかにある。心は主体の認知の世界だ。他人に心があるかどうかは分かりようがない。認知は自分の中で閉じているのである。私たちには赤外線は見えないし、雲を手てつかむことはできない。これが人間の世界だ。私たち赤ん坊として何も分からないところから出発し、自分自身で認知を作り上げていくことができる。

この「認知的な閉じ」からロボットを使った実験の話が続く。視覚、聴覚、触覚を備えたロボットにより物体概念を得る話を読んでスッキリした。
人間と同じような分類をロボットにさせることができた。ロボットが見た世界を記号論的に扱うことで可能となった。「ロボットは自らの経験をもとに概念を獲得することは可能となった」と言う。

文から単語を得るためには形態素解析が必要になる。ロボットに文の形態素解析をさせるとどうなるのか。スペースを全てとった英文をもとに、単語の区切を推測させるのである。語彙をロボットに獲得させる基礎はできた。機械学習のためには、二重文節構造の話を理解することが必要になる。このあたりでやめておくことにしよう。

2014年6月12日

読書状況 読み終わった [2014年6月12日]
カテゴリ エッセイ

中村武生先生が説明してくれた二条大路の幅を実感する寺町二条の郵便局前から京都銀行前の横断歩道あたりまでの南北路を「街角遺産」と千田稔氏は呼んでいた。

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カテゴリ 京都

京都本はもう買わないはずなのに、お酒の勢いで買ってしまった。しかし、コンセプトの分からない本である。

「まるで京都に住んでいるような気分が味わえるとっておきの場所を、京都に暮らす男子が教えてくれる。」

誰に?
京都に暮らしてない女子に?

「京都時間」というものがあるかどうか知らないが、のんびりくつろげるという喫茶店が紹介されている。しかし、情報が足りない。喫煙の有無がない。これでは女子が店選びできない。

紹介されている11軒を調べると、禁煙4軒、喫煙7軒と喫煙者向けのようだ。情報が本文から取れたのは1軒だけで、あとはネットで調べるしかない。

京都のスタバで地元住民はくつろげないとでもいうのだろうか?

2014年5月13日

読書状況 読み終わった [2014年5月13日]
カテゴリ 京都

いつもなら解説から読むのであるが、最初の「馬二題」を読んでから、あとがき、解説と読む。内山直三氏への手紙がその間に入っていたので、なんとなくあとがき等を読むのがためらわれた。最初から読んで、注をみていたら洛中洛外図について今谷説が成り立たないと書いてあるではないか。すぐに解説をみたのである。その結果、洛中洛外図屏風に関しては、以下の三冊をこの順に読むのがよいと分かる。

今谷明『京都・一五四七年』平凡社ライブラリー、 2003
瀬田勝哉『[増補]洛中洛外の群像』平凡社ライブラリー、2009
黒田日出夫『謎解き 洛中洛外図』岩波書店、1996

次に解説の横井清氏の勧めに従い、「飢饉と京菓子ーー失われた創業伝説」を読む。亀屋陸奥の話だった。これで分かる読者は通である。私も「松風」をわざわざ、堀川七条の店に買いにいったのだが、由緒書の創業年までは考えが至らなかった。京都に行く折に買い求めたい。

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カテゴリ 京都

松濤明と奥山章という二たりのアルピニストと縁を持つ山田美枝子との往復書簡の形で二たりのアルピニストを描くのは秀逸だった。

北鎌尾根とか北岳バットレス中央稜の登攀に関わった世代の本を読んできたが、あらためて日本社会がそこにもあったことを感じた。社会人山岳会もまた制約の多い世間そのものであった。

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カテゴリ 山岳

アルピニストであった奥山章の追悼集。

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カテゴリ 山岳

知人からのメールで、面白い本であるとの紹介があった。この本を読むと代替に処分可能な本が見えてくると言われた。

一読して、面白い。
自分が知らないところを埋めてくれる。

参考文献が付いていないので、本文の中の引用から本を見て行った。
『歴史 上』ヘロドトス著、松下千秋訳、岩波文庫
『クアトロ・ラガッツィ』(若桑みどり著、集英社文庫)
『大君の通貨』(佐藤雅美著、文春文庫)
エマニュエル・ウォーラーステインは書名の引用がないので、以下を想定した。
『新版 史的システムとしての資本主義』I.ウォーラーステイン, 川北 稔訳、岩波書店、1997
『想像の共同体:ナショナリズムの起源と流行』ベネディクト・アンダーソン(アメリカの政治学者)白石隆・白石さや訳、リブロポート出版

自分が聴きたい話を聴くというのは残念ながら認めて反省しないといけない。
大学を出てからのものはほとんど知らないでいた。
代替どころか、まずは本の買い足しだ。

2014年3月31日

読書状況 読み終わった [2014年3月31日]
カテゴリ 世界史

「武士道」という言葉の使われ方を史学実証主義の方法を用いて究明する。いわゆる「武士道」に関する本は避けていたが、『主君「押込」の構造』(講談社学術文庫)の著書である笠谷和比古氏の「武家屋敷駆込慣行」の問題提示もあって、ようやく読む気になる本が出た。

「武士道」という語についての初出は『甲陽軍鑑』の成立時期が決せられていないため留保するのはしかたがない。

以下、17世紀における「武士道」、18世紀における「武士道」、19世紀における「武士道」という語の出ている文献から「武士道」の概念内容がどのように多岐にわたり、またどのような変遷をたどっていったかを検討する。史料と原文が出てくるが、「史料価値を損ねない範囲で、漢文的表記は読み下し文になおしたり、また漢字と仮名を適宜に配分して表記」している。

終章において、実はこれが長い(95頁から162頁)のだが、「武士道」の諸相を明らかにする。

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カテゴリ 日本史

岸和田のだんじりエディターとバッキー井上氏が言う江弘毅氏が、錦の有次をテーマに『波』に連載したものがもとになっている。江氏は井上氏を井上英男(錦・高倉屋店主)と書いている。新潮社なので他所行なのかと思ったが、中身は大阪的でズケズケと書いてはる。

祇園の「橙」の上にある「万イト」という看板が気になっていたが、一力亭の別家からの暖簾わけと書いてあって納得する。万を分解すると一力になる。

有次の包丁で野菜を切ることで野菜の旬を感じるということが書いてあった。舌だけでなく、野菜を切る音や包丁を持つ手に伝わる感触で野菜の旬を知るというのはいい話だった。

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カテゴリ 食文化

森内俊之竜王・名人の棋書以外の本。

森内さんは自己を語らない人であるが、自戦記に少しずつ出てきた内容がこの本ではしっかり語られていると思う。

覆す力とは、他人と競うのではなく、昨日の自分を覆して、成長していくことである。

森内さんが「ジャパンナレッジ」を使っていると書いてあった。棋士も将棋以外の情報を使いこなす時代になっているのが分かった。

2014年3月3日

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カテゴリ 将棋

田中芳樹『長江落日賦』(祥伝社文庫、1999)を読む。
解説に「読書の幸せを一粒で五度も六度も味わえる作品集」と作家の森福都氏が書いています。
三国志しか知らない人は残念ですね。中国の歴史はお話の宝庫であることを田中芳樹氏に教えられたと思っています。
田中芳樹氏の歴史小説を表すキーワードを森福氏があげているのでメモしておきます。
野心・智略・妖異・躍動・歴史
この短編集は以下からなっています。
黒竜の城
天山の舞姫
長安妖月記
白日、斜めなり
長江落日賦

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カテゴリ 文学

今の時代を「面白い」と見るか、「大変」と思うかで、人生は変わる。

著者からのメッセージです。

パート1は、4つの変化に組織と個人はどう対処すべきかが述べられます。コンサルタントは世界を概括化して見せることからディテールに入っていきます。

1 人口増加
2 情報技術の進化
3 グローバル化
4 ソリューション化

4つの大きな変化の波を乗り切るにはスピードとイノベーションが大切だと言っています。

スピードが大事だということは分かります。イノベーションについても分かり切ったことと読み飛ばしてはいけません。

イノベーションには二つあります。一つは効率をあげること。失われた20年間に日本はこれをやり過ぎました。イノベーションのジレンマですね。もう一つは破壊的創造です。新市場を作ることです。これが求められていたのでした。

では、イノベーションをどのようにおこすのか。著者はイノベーションを生み出す組織に着目します。組織には「アルゴリズム型」と「ヒューリスティック型」があり、それぞれ、「モノづくり」と「コトづくり」に向いています。詳しい内容は本を読んでもらうとして、著者のお話を聴いたことでなるほどと思ったことがあります。

イノベーションで新たな市場を作ることは、顧客の要求に対して組織の対応を考えてみると分かり易いと思います。

顧客の要求に対し組織の能力が足らない場合が普通ですから、顧客の無理な要求(笑)に対し、担当レベルでは、断る(笑)か、顧客の要求レベルを下げてもらことが日々行われていると思います。優秀な営業マンは後者の説得をするのが上手いひとです(笑)。その間に研究して要求レベルに到達するというわけですが、スピードと利益が失われてしまいます。

これを組織知を集めて何とか解決したいと欲求しても組織の壁に阻まれてできないというのが多くの組織の現状でしょう。社内調整にかかるエネルギーは生産的とは言えないですね。

イノベーションをおこす組織をどう作るか。部門間のコミュニケーションをどう省きスピードを上げるか。これは本を読んで考えてもらいましょう。万能薬はないのですから。

モノ・コトには定型業務に合うやり方と非定型業務に合うやり方があるので、これをバランスさせることを著者は日本テレコム(現 ソフトバンクテレコム)の改革で学びます。組織内の異なる文化が価値創造モデルとなるわけです。

しかし、容易ではありません。危機意識が共有されない限り組織改革は進むことがないからです。

さらに、人の評価の問題も複雑に絡んできます。

パート2は、「次世代型経営コンサルタント」が語られます。経営コンサルタントは提案するだけでしたが、「自分で提案したことを自分でやる会社」があってもいいじゃないかというわけです。そこで生まれた言葉が「戦略実現のシェルパ」です。これはシグマクシスの成長戦略でもあるので今後検証されていくことになります。

パート3は、倉重英樹氏の学びを振り返ります。41才のときに経営者になろうと勉強し始めたとあります。その後日本IBMの副社長になりましたが、そこを辞め、コンサルティング会社を再建することになります。私もその当時の本を読みましたが、プロジェクト組織論に注目していて、著者の人生感までには考えが至りませんでした。そして、著者の一貫した考えが今のシグマクシスに繋がることに納得したわけです。

2014年2月20日

読書状況 読み終わった [2014年2月20日]
カテゴリ 経営

敗者の日本史9が面白かったので、10の『小田原合戦と北条氏』も買う。

黒田基樹氏は著者が多い。これは一般書である。

そもそも、北条氏と羽柴政権がなぜ手切になってしまったかも、決定的な理由が分かっていない。戦国大名の独立国家並立と羽柴政権による天下一統のせめぎ合い問題は、結果論から論じないところに著者の真摯さを感じる。

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カテゴリ 日本史
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