国芳一門浮世絵草紙 5 命毛 (小学館文庫 か 4-6 国芳一門浮世絵草紙 5)

著者 :
  • 小学館 (2011年8月5日発売)
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感想 : 7

【命毛】とは、筆の芯になる、穂の部分の一番長い毛。この毛の働きが書の線の命となるそう。国芳の娘・登鯉を溌剌と書ききった凄く良いシリーズでした。そしてこのシリーズを上梓するにあたって秘められた作者の個人的事情もなんだか死を見つめる登鯉に重なります。安政の大地震のくだりでは、「何もかも世の中がひっくり返るということは、起死回生の機会が潜んでる」との言葉に勇気を貰いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2015年7月25日
読了日 : 2015年7月25日
本棚登録日 : 2015年7月25日

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