十三妹 (中公文庫 た 13-5)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年5月1日発売)
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本棚登録 : 214
感想 : 25

約50年前に、中国の3つの古典をミックスして書かれたラノベの先駆的な?作品。
十三妹という美少女女傑(人の首を刎ねるの楽勝)が、夫である安公子という頼りない坊ちゃんを陰ながら助け、ひいては国家の闇に暗躍するストーリー。
十三妹の能力ならば華々しいアクションが多々あってもいいはずが、それ程見せ場がないのは惜しい。一応話は完結してるっぽいが、闇の世界のライバル白玉堂と十三妹、安公子の三角関係や第1夫人と第2夫人(十三妹)との関係とか、もっと膨らませられる余地はありそうなのに、続きがないとか色々残念だが面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2013年10月12日
読了日 : 2013年10月12日
本棚登録日 : 2013年10月12日

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