人質の朗読会

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本棚登録 : 3024
レビュー : 622
著者 :
シェラさん 文芸   読み終わった 

冒頭から、ショッキングな結末を提示されます。
でも、そんな中で静かに語られる一人一人の人生の一場面が、とても心に沁みてきます。

それは、幼い頃の場面であったり、数年前の場面であったり様々ですが、語られるすべての物語に宝物の時間を感じました。

中でも、『やり投げの青年』が好きでした。
黙々と投擲をする青年とただ見続けている私。
言葉が交わされるわけではなく、青年の動きだけが静謐な雰囲気を醸し出しています。
静かな時間の流れの中に、脈打つ鼓動の強さが響いてくるようです。

レビュー投稿日
2013年3月31日
読了日
2013年3月31日
本棚登録日
2013年3月31日
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