舞いおどる蒼い一羽の蝶をテレビで聴いたときに、歌詞の意味も分からないまま、このCDの購入を決めていました。近所の店には置いていなかったので、取り寄せをお願いしました。
 届いた時に、自分で聴き起こしていた「wind」の歌詞が目茶目茶なことに気づいて笑いました。
そんな思い出のあるCDです。

 四年前は「wind」ばかりを聴いていました。今は「廃墟のソファ」をよく聴きます。特に英詞の部分の、受容しながらつきはなす静けさを含んだ唄い手の声が好きです。

2020年10月10日

読書状況 聴き終わった [2020年10月10日]
カテゴリ CD

 京都のプログレバンド、キツネの嫁入りによるファーストアルバム。

 アコースティックギターとアコーディオン、ジャンベやドラム、ウッドベースという編成から紡ぎだされる音楽は、一音一音が丁寧に研ぎ澄まされながら絡みあう。シニカルな歌詞が、腕を広げて笑っている。
 世界は美しい。この音楽があるのならば。

2010年8月11日

読書状況 聴き終わった [2010年8月11日]
カテゴリ キツネの嫁入り
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