大伴旅人 (309) (人物叢書 新装版)

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  • 吉川弘文館 (2021年3月1日発売)
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大氏族大伴氏の中心で官位こそ大納言に至ったものの正史にはほとんど記載のないほど政治的には不遇だったという大伴旅人が、妻を失ったことへの歌が潘岳の悼亡詩の系譜であったり、大宰府の長官・大宰帥として官員を主導して制作した例の「梅花の歌三十二首」や「松浦河に遊ぶ」集団詠が文化的価値によって中央への対抗としていた側面があり、これらの歌は古代中国の典故に裏打ちされているものであることが良く分かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年6月29日
読了日 : 2021年6月29日
本棚登録日 : 2021年4月18日

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