甘粕正彦 乱心の曠野 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2010年10月28日発売)
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本棚登録 : 282
感想 : 27
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文武に優れ、度量が大きく、部下にも優しい甘粕像は以外だった。優秀な軍人が、上官の愚かな命令を受けて、実行し、そのために、「殺人者」として記憶されてしまう。

甘粕の合理的な思考と時間の効率的活用及び厳守という仕事のやり方は、70年以上経った現在でも、色あせていない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2016年2月28日
読了日 : 2016年2月28日
本棚登録日 : 2016年2月28日

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