世界中のあらゆる書物を見ることができ、本を愛する人のみが入ることを許される楽園〈久遠の島〉。そこを訪れた王子セパターによって、島に悲劇が起きる。
真実を知る少年と少女はそれぞれに必死で生き延びる。
……そして正義が必ずしも行われないことを身を以て知るわけだが、復讐するかしないかの岐路に立たされたときに、彼らが選んだ道がいい。そのときの「大人」の助言も時宜を得ている。
いつかきちんと時系列で読んで整理したいと思っているのだが、もちろん、単体で読んでも問題のない面白さである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年1月1日
- 読了日 : 2022年1月1日
- 本棚登録日 : 2022年1月1日
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