「くらいよるがおわりよがあけるすこしまえ いのちのふねは そらのうえから おりてきます」幼い子供にも語りやすい平明な言葉、そしてブルーと白を基調に静かに輝くような絵を通じ、「いのち」はめぐり、つながっていくことを伝えます。夜から朝へ変わりゆく空の色合い、ふわふわと気持ちよい雲の中で思い思いに穏やかに過ごす旅だった人々や動物たち。雲間から見える下界の風景が、一心に描かれています。旅だった「いのち」を思い、自分が今ここにいることの不思議やいとおしさが心に染みてきます。
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- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 本棚登録日 : 2012年8月12日
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