茨木のり子集 言の葉 (3) (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (2010年10月1日発売)
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感想 : 11
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「人間の顔は、一本の茎の上に咲き出た一瞬の花である」
詩篇は、詩集「食卓に珈琲の匂い流れ」「倚りかからず」を所収、他に未発表作品いくつか。
エッセイは、金子光晴を語る「女へのまなざし」、山之口獏についての「平熱の詩」が冴えを見せ、他に、1945年に日本で獄死した韓国の代表的詩人尹東柱を紹介する「尹東柱について」など。
巻末には、彼女の訳詩で成る韓国現代詩から精選された詩篇が紹介されている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸/詩.小説.短歌.俳句.古典
感想投稿日 : 2011年10月17日
読了日 : 2011年10月17日
本棚登録日 : 2011年4月13日

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