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86
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死者の書 (角川ソフィア文庫)

本棚登録 :
81人

レビュー :
5件
未設定
読み終わった
2019-09-18T22:28:31+09:00
平安時代よりもさらに遡った奈良時代が舞台の小説で、最初は何が書いてあるのかさっぱり分からないなりに、所々の文書に惹かれて読み通し、2度目になんとか筋がわかってきたという(笑)。国文学者であり民俗学者であった作者の文章は、貴さとか美しさとか賢さが奈良時代の物の考え方や言葉遣いを反映した文章で表現されていて印象的で新鮮。説明という漢字にことわけというフリガナがふってあったり、大体がこんな感じでなんというか、二重に楽しめる感覚がある。
- レビュー投稿日
- 2019年9月18日
- 読了日
- 2019年9月18日
- 本棚登録日
- 2019年9月18日
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