不連続殺人事件 (角川文庫クラシックス さ 2-3)

著者 :
  • KADOKAWA (1974年6月1日発売)
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本棚登録 : 281
感想 : 23
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Kindle Paperwhiteで小説を読んでみたくて、でも中々読みたい本がKindle化されていなくて、一度読もうと思いながら読めていなかった古典が、格安で発表された当時のスタイルでKindle化されていたので、買ってみました。
小説そのものは古典だし、いまさら言うまでもないでしょう。
坂口安吾氏がミステリー好きが興じて読者への挑戦付きの懸賞推理小説として発表したものです。時代の古さは否めませんが、作品自体は面白かったです。
推理小説には現場の屋敷の見取り図とか、時刻表などの図表がつくものが多く、この作品も見取り図や簡単な地図が数点ついています。
それ自体はちゃんと見ることができたのですが、最近のスマホやタブレットを使用している見としては、2本指のピンチアウト操作で拡大表示される事を期待したのですが、それは駄目でした。ソフトウェアでどうとでもできることだと思うので、ソフトのバージョンアップで図表の拡大表示に対応してほしいですね。
あと、これは日本作品だから付いていないかもしれませんが、海外作品なら登場人物の一覧が巻頭に付いているのもよくある話。小説を読みながら、時々巻頭の登場人物一覧を見返して、「ああ、こいつはヒロインの元恋人の奴か」とか思い出す事が多々あります。そういう、ページの移動がどこまでスムースに出来るかを、次は海外作品をKindleで読んで試してみたい。
ほとんど本の感想ではなく、Kindleの感想になってしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー(国内)
感想投稿日 : 2013年3月13日
読了日 : 2013年3月12日
本棚登録日 : 2013年3月12日

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