黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)

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本棚登録 : 3045
レビュー : 395
著者 :
shinjifさん 小説(国内)   読み終わった 

井筒監督で映画化された作品の原作。映画自体が良く出来ていて、面白かったので、これは原作も面白いに違いないと読み始めた。
大阪の銀行の地下金庫に眠る金塊を盗み出すために集まった男たち。まるで“オーシャンズ11”の様な話だが、舞台が大阪だけあってスマートさよりは、蒸し暑い夏の泥臭さに溢れたクライムサスペンス。
裏切りと罪に満ちた過去や身内を犠牲にしても後戻りできず金塊目指して突き進む男たち。
確かに面白かった。しかし、前半の準備期間の方が面白くて、いざ盗みに入ると、展開が少しあっさり進んでしまった。
映画の方が、原作ではあっさり終わった部分をちゃんと拾って描いていた。些細な事だが、そういう部分は大事だと思う。
因みに映画はほぼ原作に忠実だ。原作付きの映画が面白い時は、大抵原作を改変して、少し違うものにしていて、まぁ映画ならそれもありかなって思わせる面白さのパターンが多い。原作への忠実度が増すと、忠実だけど面白くなかったり…。でも、これは原作にとても忠実でそれでいて面白さを損なわずに映画化していてびっくりした。

レビュー投稿日
2012年12月24日
読了日
2012年12月24日
本棚登録日
2012年12月10日
1
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『黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)』のレビューへのコメント

hs19501112さん (2012年12月25日)

原作も面白く、映画も面白い・・・・。
そんな作品なのですね。原作は最近読んで割と気に入っていたので・・・・・、

このレビューを読んで、映画も観たくなりました。DVD化されているなら、正月休みにでも借りてこようか・・・と。

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