容疑者Xの献身 (文春文庫)

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本棚登録 : 32486
レビュー : 2938
著者 :
なすびさん  未設定  読み終わった 

石神という数学教師の花岡靖子に対する好意は、最初から明かされていて、むしろそれが今作の鍵であり発端となっている物語。なのに、最後。本当に最後の最後に描かれた石神による一年前の回想が、何よりも彼の彼女に対する愛が感じられた。
ラスト百ページくらいから物語は動き出して、石神の出頭は残りページ数からすると早すぎるのではないかとさえ感じられたのだが、これもまた最後にひっくり返された。何度も登場するホームレスの話も回収してくるのは、本当に憎い。
何気に初の東野作品。事件メインでなくても、きっと面白いものになるのだろうと思った。

レビュー投稿日
2018年12月20日
読了日
2018年12月20日
本棚登録日
2018年12月20日
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