読書状況 読みたい

面白かった!
コナン映画内の公安の描き方はそんなに間違ってないのかもしれないと思いました。目暮警部が風見さんにギスギスしていたわけもわかりました。納得です。

文章が読みやすく、かつ体験談を交えてくれるので非常にわかりやすい。警察組織がいまいちわかっていない私のような初心者でも読めました。
しかし作中、一般人になったという鈴木さんの体験談がちっとも一般人のそれじゃなくて、読みながら「いやいやいや!」とツッコミを入れてしまいました。

この本の中の参考文献を今度は読んでいこうと思ってます。

2019年10月7日

読書状況 読み終わった [2019年10月7日]
カテゴリ その他活字

談話室の性的倒錯のお話教えてっていうのの中で紹介されてて気になったので。
スカxロ描写まであって中々きっつかった…。

作中ではローラさんが好きだった。

主人公に何もないというより、自分の美しさに取り憑かれたという感じなのかなーと思いました。

2019年10月6日

読書状況 読み終わった [2019年10月6日]
カテゴリ 小説
読書状況 読みたい

こういう視点?文体?で物語を進める小説を初めて読みました。作者がメタ(ってほどでもないけど)目線が小説に介入しながら進んでいく文章。
それ以外でも癖があるっちゃある文章だなぁと感じました。面白い試みではあるけど物語がスムーズに頭に入ってこない。(これは慣れでどうにかなるもん?好みの問題?)

女芸人の、まるで分析のような小説。ほんのり実在の人が頭に浮かんだりするのでまったくのフィクションで書いたわけじゃないのかもしれない。と感じさせる。(実際はわからないけど)
起承転結はあんまりなく、なんかあれよあれよと進んでいく。そして終わる。

真名子のあまり良いとは言い難い貴子へ向ける態度や気持ちが(しかも作者メタ入りだから本人の無自覚的なもんまで含まれる)、しかしやや面白い。単純な友情や繋がりではない、優しさや親切なけじゃない、そういう関係性。お互いがお互いを利用したり言い訳に使ったりしながら、それでも別に好きでも嫌いでもなく緩やかに繋がっている。
そうそう、人間って関係って複雑なもんなんだよ。

しかし、この文章は、読みにくいw

2019年10月3日

読書状況 読み終わった [2019年10月3日]
カテゴリ 小説
読書状況 読みたい

最初はギャグ。皆ヒトラーを芸人だと思って笑ったり、バカにしたり、無視したりする。
それを自分の復職のために、平凡なテレビマンがヒトラーを利用して、それがテレビ局で放送され、人気に火がつき、SNSで拡散され(肯定的にも否定的にも)、市民はヒトラーの映像を楽しむようになる。
きっかけは本当に些細。冴えないテレビマンがヒトラーをテレビに紹介し、野心家の敏腕女性がそれを利用して権力を握る。本物は出せないけど偽物ならセーフ。(でもそれは本当に?)

これ、確かに後半にかけて恐ろしくはなるって感想をたくさん見かけたけど、前半でヒトラーは自分の指を噛んだ犬を躊躇なく射殺している。そしてその死体で冴えないテレビマンを挑発したり、「たかが死体じゃないか」ってショックを受けるテレビマンを前に独りごちたりする。
このシーンがけっこう序盤に出てくる。でもその後にテレビに出演して、演説したり、インタビューを受けたりするのを見てるうちに、私はそれをすっかり忘れてしまう。ちょっとお茶目なおっさんだと思ってしまう。私は歴史を知っているし、彼が誰だか知っているのに。

ヒトラーは人々にも積極的に言葉を交わす。生活への不満を口にだす人の意見を聞く。市民もヒトラーに質問したりする。それにヒトラーは明確に答える。(しかしヒトラーが緑の党を支持するという皮肉)
下手くそな絵を描いて喜ばれたり、遊園地で楽しんだり、養蜂場でハチに刺されてコミカルに転んだりする。もうそれ自体がプロパガンダだということに私はちっとも気づかない。

一度はヒトラーの残虐性を見せつけてテレビから追い出すことに成功したのに、ヒトラーのいなくなったテレビ局は低視聴率でみるみる失墜。対照的にヒトラーは本をヒットさせて人々に受け入れられていく。

しかも映画化されて、その内容は、ヒトラーを否定しているはずなのに、現実ではヒトラーは受け入れられている。

認知症のおばあちゃんが「こいつはヒトラーだ」と断言する。それは本物とか偽物とかそんな事は関係ない。「昔と同じことを言う」「だまされない」「私は忘れていない」「出ていけ!極悪人!」と激昂する。
ああ、これがヒトラーを前にしたときに出なくてはいけない言葉なんだと思った。
冴えないテレビマンと同じ表情で私も絶句した。ああ、これが私が本当に取らなくてはいけない態度なんだと。でも、もうこの時点では遅いんだな。(しかもその後ヒトラーは彼女がユダヤ人であることに失望した的なことを言う。それで冴えないテレビマンも現状のヤバさに気がつく)

ヒトラーが人々を扇動したんじゃないんだ。
人々がヒトラーを受け入れたんだ。その面白さに、コミカルさに、言葉に。騙されたわけじゃない。だってこの時点でヒトラーが犬を容赦なく殺すところを見ているのに。それがとても怖い。風刺なんて無意味だ。

この映画を観終わってから感想を覗きに行くと、ギャグ映画だったとか面白かったみたいな感想もそれなりに見つけて映画の内容もさる事ながらその事自体にも恐ろしくなった。
人ごとじゃない。旭日旗をカルチャーで安易に使ってしまったことを、N国を面白く消費することを、それになんとも思わなくなったこと自体に、私は思い至らないといけなかったのだ。

2019年9月28日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2019年9月28日]
読書状況 読みたい
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小説の合間合間にくるうんちくが中々読むのきつかったけど(難しすぎるw)京極夏彦のうんちくも似たようなもんだしあれが読めるなら読める。私も一応読めた。(理解してるかはさておき)

皆いい人でも悪い人でもなく、主人公もそんなにいい人じゃない。なんかみんなぐにゃぐにゃした思考で行動したり考えたりしていてその辺には少しイライラしたけど、ストーリー的には飽きもこないし途中でダレたりしないし、面白かったです。(ただ読書慣れしてない人には読むの辛いし面白く感じにくいかも)

そう。本当にいい人が誰もいない。みんな屈折してるし自分勝手だし嘘つくし騙すしエロいしで、登場人物みーんな問題あり。なんだけど(まぁそれも仕方がないという過去や背景もあるけど)でも思いも寄らないところでまっとうだったり、優しかったり、相手を気遣ったり助けたりする。
教団側の人間もそうじゃない人間も、皆しょうもないし、でも皆ときどき優しい。
そういう単純に二極化できない人間性をしつこいくらいに書き込んでいて、そこに作者の強い思いを感じました。

あとこの小説内の濡れ場シーンの書き方、嫌いじゃないね。BL小説含め色んな濡れ場シーン読んできたけど、結構好みな書き方だった。
好みとは別に、濡れ場シーンもしつこいくらいたくさん出てくるけど、それも小説のテーマのひとつでもあると思うのでけして無駄なエロ描写じゃないと。

そういえば、読みながらなんとなく田口ランディのコンセントからなる三部作を思い出しました。素粒子とかの部分とか。(ランディのはもっとシャーマニズムや記憶で構成されたたけど)
多分、何度も何度も何度も読み返しているうちに、ふっと何か掴める小説なんだと思います。(ランディはそうだった)

私は中村さんの考え方には共感できるので、この小説の中で語られる日本の歴史観や宗教観は非常に胸に響いたし、ラストに語られる理想論や結末には希望があって良かったと思います。
あとがきに現時点での僕のすべてって書いてあって、なるほど…と。
うん。よく調べてよく考えてよくまとめたなって、すごいなと思いました。まさに現時点の僕の全て感じだった。良かった。面白い小説だと思います。

2019年9月17日

読書状況 読み終わった [2019年9月17日]
カテゴリ 小説

ノンフィクションばかり読んでたので気晴らしに読んだけど、うん、本当に気晴らしだった。丁寧で清潔な作り物。

まったく面白くないわけじゃないけど、起承転結があまりないので、やや退屈。かつ死ぬってそんな綺麗事じゃないだろ…と。あまりにおとぎ話すぎて。

でもそれはずっと貧困とか戦争とかみたいな本ばかり読んでその合間に読んじゃったからで、たぶん一番タイミングが悪いときに読んでしまったのがいけなかった。
物語に綺麗事とか文句言うとかありえないし。

ただ、それを抜きにしてもやはりそれほどの面白みはないと思う。ああ実写映画になりそうな話だなーってくらいのお話。最初からそういう枠におさまってる感じの小説でした。

2019年9月11日

読書状況 読み終わった [2019年9月11日]
カテゴリ 小説

今から6年前の本で、東日本大震災を経ての内容が多い対談だった。
日本は変わるかもしれない、変えていかなきゃいけないっていうそういう空気をひしひしと本の中から感じ取って、ふと本から目を離して、今現在に戻ってみれば、絶望じゃないか。

上野千鶴子さんの本は読んだことないけど、ウートピの対談は読んだことがあって、その対談は上野千鶴子さんの圧というか語彙の強さが凄すぎて、上野先生にはそんな気はないんだろうけど、なんか対等じゃないというか、責められ感な雰囲気を感じちゃったんだけど、この本の対談では一切そんなこと感じなかった。みんな上野先生に負けない圧のある人ばかりで、これぞ対等な対談って感じだった。
加藤陽子先生目当てだったけど、辛淑玉さんの対談が一番印象に残った。被災地での外国人への差別を語る辛さんが、2019年現在日本にいられなくなってしまった事が、辛さんの言葉を一層重たいものとして感じる。
そして自分には女性差別的な視点はあるけど、外国人や障がい者の視点は欠落している事に気付いた。避難所で中国語を喋らないように隅っこで黙っているとか、本当にきつい。

加藤陽子先生との対談は歴史との比較を踏まえてわかりやすくてよかった。自分自身もそうなんだけど、この隠蔽体質・結果のための捏造や都合の良いデータ指数っていう問題はどうやったら改善するのだろうか。それこそもはや日本の伝統じゃないか。昔っからの。

全体通して力強いというか、まだどうにか変わる!みたいなパワーを感じる中、最後の石牟礼さんだけは、読んでてあんまり希望を持ってないというか、なんかそういうのの先にいる感じを受けました。

あと、瀬戸内寂聴さんの「あなたたちの苦しみを代わって死んでいった」のあたりは、すごいぐっときたというか。どうして死んだのかの意味。自分がもし好きな人を失ったとき、瀬戸内寂聴さんにそう言ってもらえたら少しは救われるのかもしれない。
高村薫もそうだけど、宗教の力ってやはりあるのかもって思いました。

2019年9月7日

読書状況 読み終わった [2019年9月7日]
カテゴリ その他活字

十二国記大好きだけど、魔性の子は別に(読まなくても)いっか〜くらいの気持ちだったけど、新刊出るし読んでみました。
十二国側からじゃなく、人側からの目線だと、とんでもない厄災で悲劇だった…。まさかこんなに人死が出るとは…。
アニメから入ったので、アニメがいかにマイルドに表現していたのかがわかりました。

あとこれもアニメから入った者の感想として、アニメオリジナルキャラの杉本さんはこの広瀬さんを元にしたのかな、と思いました。

2019年9月5日

読書状況 読み終わった [2019年9月5日]
カテゴリ 小説

正直面白くなかった…。
自分の知識が及ばずというのが主な原因ではあると思うけれど、知識がなくても『戦争と日本人』は同じ対談でも面白く読めた。これ何が違うのだろう…と考えると、1つ目は佐藤優と福田和也をよく知らないくて、この2人ばっかり喋ってて加藤先生があんまり喋ってないと感じたこと。2つ目は市民の話がないこと。だと思った。
『戦争と日本人』はタイトルの通り、日本人っていうくらいだから庶民の話がたくさん出てくるから、イメージできるし頑張っても読める。知らない思想家や作家の名前もたくさん出てきて難しいけど読める。でも『歴史からの伝言』は政治の話で政治家と官僚の話ばーっかりなんで、ちんぷんかんぷんだった。
あと個人的に佐高信の文章というか言葉はわかりやすい。
そして対談はやはり一対一が良いな。

図らずも民主党政権の頃の本だった。菅直人の嫌わっぷりに苦笑してしまった。
東日本大震災の話とか読んで、なんとも言えない気持ちになった。

こんだけ書いたけど、私、ようするに佐藤優の考え方が好きじゃないだけかも。

2019年9月2日

読書状況 読み終わった [2019年9月2日]
カテゴリ その他活字

中村文則氏の小説は初挑戦だったけど面白かった。
ミステリーも久しぶりだけど、後半に行くについれ事件の真相がわかっていくのが爽快だった。やっぱりミステリーはいいな。読んでてワクワクする。あんまりに難解なミステリーは読み終わっても何もわからなくてストレスが溜まるけど、これは大丈夫だった。
真犯人が実に明瞭にネタバラシをしてくれるのも、私的に読みやすくてよかった。

2019年9月2日

読書状況 読み終わった [2019年9月2日]
カテゴリ 小説
読書状況 読みたい
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