秋の牢獄

著者 :
  • 角川書店
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短編が三つ。共通するテーマはきっと『牢獄』
『秋の牢獄』
11月7日 水曜日
何故かこの1日に閉じ込められてしまった女子大生。 リピーターと呼ぶ仲間と北風伯爵
『神家没落』
各地を転々と移動する家に閉じ込められてしまった青年。 身代わりを捜し閉じ込めた相手は殺人犯だった
『幻は夜に成長する』
不思議な幻術を使えるリオ
幸せに暮らしていたはずの彼女が何故 宗教団体に身を置くのか
好きなのは二つ目
怖いのは三つめ
ターンの話は小学校の時に北村薫を読んでしまっているので味気なく感じた
この人の文はあっさりと物足りないようだけど、その場の状況を簡潔に表してるから想像しやすい
バッサリとぶった切るラストとかも好みです
このあとどうなるんだろう?
考えると怖くなる
が、それがやめられない


2011/09/08

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2011
感想投稿日 : 2012年4月12日
読了日 : 2011年9月8日
本棚登録日 : 2012年4月12日

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