おいらんガ-ル (第3巻) (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2012年5月2日発売)
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本棚登録 : 127
感想 : 8
4

吉原の頂点、花魁を目指す主人公とかつての使用人であり初恋の相手だった青年とのラブストーリー。
3巻目にしてようやく表紙に真さん登場です(笑) いっつも仮の姿の花魁『鷹尾』でしたからね。
お互いに憎からず思っているのに主従関係であったことが災いして今一歩踏み込めなかった二人ですが、今回は良い感じ。お嬢様だった頃の幼馴染みの登場で真の気持ちがほの見えて萌えました(笑) いやー判ってたけどやっぱり椿が大好きなんだねえ。同じ身分を持って、夫婦になることも可能な相手がいたとしても、彼女は自分のものなのだと昔から思ってる真が素敵。
そして段々恋心を自覚していく椿も可愛い。吉原という場所にいる以上、本当に恋する相手を見つけると地獄を見るだけだけど幸せになってほしいです。少女漫画だしね。良い落とし所を見つけてくれると良いなあ。
サブキャラたちの過去も垣間見えて、面白かったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2012年5月3日
読了日 : 2012年5月3日
本棚登録日 : 2012年5月3日

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