新作『魔女と過ごした7日間』を楽しみにしていたらまさかのシリーズ物!?
しかも読まず嫌いしていたラプラスの魔女。。。
追い討ちは452ページもあること。う、うそでしょ。
全然興味はないけど新作のために読むかぁぐらいのテンションでしたがまさかの当たり。
不思議な力を持つ円華。
遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が発生。
検証に赴いた地球科学の研究者•青江と円華が事件を解決していく。
普段はネタバレレベルで感想を書きますが
本書はあまり内容を知らずに読んだ方が
楽しめると思うのでここら辺で。。
空想科学ミステリということですが、
最初の方は話がどこに向かっているのか謎です。
中盤あたりから見事に引き込まれました。
あまり本書に興味がなかったので情報ゼロで読んだのも良かったのかもしれません。
私って空想科学系もいけるんだ、と。笑
空想と科学に重きを置いていると思われるので、
ん?と思うところや、無理矢理感ある箇所もありますが。。
新しいジャンルだと思って読むのがオススメです。
読まず嫌いしている方やしょっぱなで諦めた方、
是非チャレンジしてみてください!
思っているほどファンタジー強めではありません、
しっかりとミステリです。
東野圭吾さんは絆を強く意識させるテーマが多いですが、
本書は、いつもの東野圭吾作品を!というよりは
新たな東野圭吾作品だと思って読むとしっくりきますね。
さあ、次は『魔力の胎動』が待っている。
新作にはまだ程遠いです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月11日
- 読了日 : 2023年4月8日
- 本棚登録日 : 2023年4月5日
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