蜘蛛の糸:1918年(大正8年)。
エゴイズムを戒める教訓的な話だが、ラストが印象的。普通なら御釈迦様が説教するか、罪人が地獄に逆戻りした所で終わりそうなものだが、御釈迦様が悲しそうな顔をするにとどまる所と、極楽ののどかな描写で終わる所とが芥川らしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近代日本文学(大正-)
- 感想投稿日 : 2010年5月12日
- 読了日 : 2010年5月12日
- 本棚登録日 : 2010年5月12日
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