蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇 (岩波文庫 緑 70-7)

著者 :
  • 岩波書店 (1990年8月18日発売)
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感想 : 62
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蜘蛛の糸:1918年(大正8年)。
エゴイズムを戒める教訓的な話だが、ラストが印象的。普通なら御釈迦様が説教するか、罪人が地獄に逆戻りした所で終わりそうなものだが、御釈迦様が悲しそうな顔をするにとどまる所と、極楽ののどかな描写で終わる所とが芥川らしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 近代日本文学(大正-)
感想投稿日 : 2010年5月12日
読了日 : 2010年5月12日
本棚登録日 : 2010年5月12日

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