幻妖能楽集 (怪と幽COMICS)

  • KADOKAWA (2021年11月29日発売)
4.11
  • (6)
  • (9)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 141
感想 : 7
5

波津彬子さんの絵柄が能の雰囲気に合ってます。すごく素敵。

能は一度だけ舞台を観たことがあります。演目はふたつありました。
ひとつは「大般若」という三蔵法師の取経の物語(孫悟空は出てこなかった)。
でももうひとつが思い出せない。
シテが立位から宙返りして側臥位になるところだけ、「凄っ、柔道の受身みたい」と思ったので憶えてるんだけど…
まあ、要するに素養が全然ないまま観に行ったのでした。
あの独特の雰囲気を味わえただけでも充分面白かったんだけど、やっぱり前知識を仕入れておけば良かったなー、と思いました。

この本は雑誌「怪と幽」などに連載されていたシリーズを書籍化したものだそうです。
「葵上」「定家」「小鍛冶」「羽衣」「清経」「通小町」「紅葉狩」「猩々」「道成寺」「隅田川」「海人」の11作品が取り上げられています。

物語としていちばん好きなのは「猩々」、悲劇も説教もな〜んにもないカラッと楽しい話なので大好き。(←基本的に文芸に向いてない人間)
次点は「定家」と「羽衣」かな。
ちなみに一番イラッときたのは「清経」。解説がおもしろかったからいいけど。

ただ、あらすじだけでなく実際に生身の人が演じるのを間近で観たら、また違う感想が生まれるのでしょうね。
もし今後お能を観る機会があれば、この本をガイドブックにしようと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2022年9月4日
読了日 : 2022年9月4日
本棚登録日 : 2022年9月1日

みんなの感想をみる

コメント 2件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/09/11

佐藤史緒さん
猫は「道成寺」の哀れに心打たれました、、、と書きましたが此の本は未読。いつになるかなぁ。。。

佐藤史緒さんのコメント
2022/09/11

猫丸さん

道成寺もいいですよね♪ さくっと読める本なので気が向いたら是非ぜひ♡

ツイートする