きみの体は何者か ――なぜ思い通りにならないのか? (ちくまQブックス)

著者 :
  • 筑摩書房 (2021年9月17日発売)
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きっと体が好きになる14歳からの身体論

自分の身体が、自分の思い通りになると思ったら大間違いだ。

小学生の時、同じクラスの男の子で吃音の子がいた

しゃべるのがすごく辛そうだった

これを読んだら、あの時の彼の辛そうなのは「難発」だったんだ、とわかった

「てててててててがみを書いたんだよ」という「連発」も少しあったと思う。今思い出すのは、彼が何を話していたか、よりも、その発言のタイミングに辛そうにしてた彼の顔だ。

三島由紀夫の「金閣寺」でも吃音だった。なかなか出てこない言葉に、世界から取り残される気持ちになるという。それほどまでに、会話はラリーなんだ。そもそも著者の伊藤亜紗さんは「しゃべれるだけで変」だと言う。たしかに!と膝を打った。

そう、体は思い通りにならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年2月28日
読了日 : 2023年2月28日
本棚登録日 : 2023年2月28日

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