“サバ街道を宇宙へと繋げる水産高校”
「宇宙食、つくれるんちゃう?」
そんなつぶやきから始まった、若狭のサバ缶が宇宙食になるお話。
水産高校の高校生たちが作る、地元小浜のサバを使ったサバ缶を、宇宙食基準に則って、宇宙食に認定され、宇宙で「おいしい!」って言ってもらうまでの14年間。
自分たちがワクワクする課題って、自分たちでしか探せなくて。与えられるもんじゃないんだよね。
ただ、サバ缶の宇宙食を作る話じゃなくて、きちんと“探究学習”の話であることがすごい。
自ら課題を探して、知恵や知識やコミュニケーションで解決していく。こうやって課題に取り組むって楽しいよね。
今、私も会社の課題に対して、施策を経営層に提案するっていう研修を受けてるけど、ああ微妙に現実的でつまんない、ワクワクしないの作っちゃったなーと、少し悔しい。この本をさきに読みたかった!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月23日
- 読了日 : 2023年1月23日
- 本棚登録日 : 2023年1月23日
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