足穂の作品選びは三島由紀夫がやっているみたいで、内容というよりも付録の澁澤龍彦との対談目当てで見ています。たとえば「稲垣さんは男性の秘密を打ち立てて…」と言っているところなどが面白いし、「僕はこれからの人生でなにか愚行を演ずるかもしれない。」と語っているところはのちの三島を考えるとドキッとさせるところがあります。
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2007年4月7日
- 本棚登録日 : 2007年4月7日
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