日本の文学〈第34〉内田百間,牧野信一,稲垣足穂 (1970年)冥途 東京日記 磯部の松 ゼーロン 鬼涙村 淡雪 地球 白昼見 弥勒 他

制作 : 谷崎潤一郎 
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足穂の作品選びは三島由紀夫がやっているみたいで、内容というよりも付録の澁澤龍彦との対談目当てで見ています。たとえば「稲垣さんは男性の秘密を打ち立てて…」と言っているところなどが面白いし、「僕はこれからの人生でなにか愚行を演ずるかもしれない。」と語っているところはのちの三島を考えるとドキッとさせるところがあります。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2007年4月7日
本棚登録日 : 2007年4月7日

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