shirohimeの本棚

えっこのシリーズ99話まで続くってこと？そんなにネタある？宮部氏なら大丈夫だと思うが。
黒白の間に来ることをおさらい会と言うニュータイプ語り手や伊一郎の縁談の揉め事で物語の外も忙しい。

刀が好きな人なら一読して損はないかと。
松代藩の山浦兄弟と大慶直胤の話もちょっとあります。
最近の刀ブームが刀装具の職人さんにも良い影響をもたらしてることを祈る。

「罪喰の巫女」が一番良かった。人間二人の一人称をどちらも「私」にし、所々回想を挟むことによる撹乱。これから犯す罪まで見通し、実行されなかったことにしてしまう巫女の能力。
「鳥の密室」も拷問の描写がピカイチですね。もちろん褒めてます。

山や川にすむヌシについて解説した本。
表紙も不気味かわいくて良い。顔の周りにあるのは渦巻く水にも手か触手にも見える。
県別ヌシ索引にうちの県は一件しか載っていなくて残念w

牛頭の怪物が世界中で出現するようになった世界で、怪物の着ぐるみを着せられた人間が誤って駆除される事件が起きた。犯人は誰か？そもそも怪物はなぜ、何のために現れるのか？
元ベーシストの市長と秘書が解決のため奔走する。

認めたくないが年取るとハイファンタジーは少々きつい。設定とか思い出せない。
だいたい前作から何年経っているのか。
あと前はタータが表紙だったのに今回は主人公とはいえ髭面のおっさんだし、売る気あるのか？
しかしミミが月影の民を訪ねてから最終決戦までは迫力があり引き込まれた。
ナーガやソディもそれぞれ必死で生きてる感が伝わってきた。

1話1話が短いので読みやすいし、主人公も老若男女、猫、便器自身とバリエーション豊かで楽しい。
もちろんイラストもかわいい。

ホラー風味のミステリだからそれほど怖いものは出てこないが擬音の使い方がうまい。したっ、したっ、と人間が歩いてくるだけなのに怖い。

前半は10代の少年たちの冒険記なので涙もろい人はお覚悟を。

神様たちが大真面目にバカやったり真面目に仕事をしたり酒を飲んだりする話。
全員初心者キャンプと鯛車の話は最高に笑わせてもらった。
太宰府で亡くなったとしか知らなかったがそりゃ祟るのも無理はない。

人類にひっそりと溶け込んできた不老不死の人々「ランガ」を巡る物語。
面白いのにタイトルがダサいのはもったいない。

1話　アル中
2話　美容整形中毒
3話　コスメ
4話　コロナと希死念慮
5話　コロナとxxx
ハマる心理が克明に描写されすぎていて、恐ろしくて1日に全部読むことはできない。

ギラギラした表紙が図書館のラミネートでさらに見辛くなっているw
前作はキャラクター紹介も何もなく始まったから順番を間違えたかと思ったけどこちらが2作目で合ってるらしい。
元花嫁はずいぶん自信がなくうじうじした人みたいだが、まだ若いし大金も手に入ったんだからやり直せるだろう。

大河ドラマ狙って書いた？と思ったが準備期間まで考えたら偶然か？
いくら賢くても源氏物語を書き始めたのが10代は早過ぎる気がした。

主人公は母親の名誉を回復しようとしている、と言えば聞こえはいいが要するにマザコンてこと？
あとウエオロなんて読めないよ。

小寧の本名は結局明かしてくれないの？続編はないのですか？
人間なんかと言いつつ気遣っている小寧かわいい。
誰かが言っていたけど中華版しゃばけだわ。ほんとに。

そもそも主人公のアンドロイドはなぜ少女の姿をしているのか。羊を捌くなんて大仕事のためなら大人の形のほうがいいはず。
彼女が仕える一族も、広い敷地と大きな屋敷と相当な財産があることはわかるが具体的な生業はわからない。
ただ一族それぞれの衣装、食べるもの、好きなことなどは細かく描写されている。
面白かったという一言では片付けられない複雑さ。

絵師を主人公にした作品が二つ、絵巻物を作る話、絵の破片を見て少女が生きる気力を取り戻す話（←これはこじつけすぎ？）がある。
一番好きなのは「紅牡丹」かな。苗に生きていてほしい両親と侍女の執念が感じられる。

ずっと待ってたよ〜何年振り？
だいたい図書館内での政治劇だが語学ネタもちゃんとある。マツリカって子供の頃から変わっていないな。
食物に対する執念と行動力と祖父に対するツンデレがすごい。

単なる子供のいたずらと思われた連続失踪事件には目的があった。火事を起こしたのは自分達ではないと外部に認めさせること、団地とそれ以外の子供達の隔たりをなくすこと。
最後に成長した七海と慎司が仲良さそうにしているのはできすぎな気もするけど良かったね。

陰キャ姉貴と陽キャ妹がお互いにコンプレックス拗らせてるのが、うちのことかとw
まあ私にはこの主人公みたいな能力はないけど。
主人公がどっちかを殺すんだろうなーと思ってたら1人は自滅、もう1人は気付かないようにじわじわ殺すって怖すぎるわ。
肝心の幽霊が出てくるシーンはそれほど怖くない。

ありがちなものかと思ったが意外と面白かった。

この間4巻を読んだばかりの気がするけど、この作者本当に兼業？内職してない？
菅原さんは神になってからも忙しいのかw

清さんは現世を楽しんでいそうだけど、信長さんは苦しそうだから早く成仏できるといいね。
女御をプリンセスと訳すのはいかがなものかと思ったが高位の貴族の娘さんだから間違ってはいないのか？