- ミステリー小説集 脱出
- 阿津川辰海
- 中央公論新社 / 2024年5月22日発売
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「罪喰の巫女」が一番良かった。人間二人の一人称をどちらも「私」にし、所々回想を挟むことによる撹乱。これから犯す罪まで見通し、実行されなかったことにしてしまう巫女の能力。
「鳥の密室」も拷問の描写がピカイチですね。もちろん褒めてます。
2025年5月13日
山や川にすむヌシについて解説した本。
表紙も不気味かわいくて良い。顔の周りにあるのは渦巻く水にも手か触手にも見える。
県別ヌシ索引にうちの県は一件しか載っていなくて残念w
2025年5月11日
牛頭の怪物が世界中で出現するようになった世界で、怪物の着ぐるみを着せられた人間が誤って駆除される事件が起きた。犯人は誰か?そもそも怪物はなぜ、何のために現れるのか?
元ベーシストの市長と秘書が解決のため奔走する。
2025年5月9日
- 叡智の覇者 水使いの森 (創元推理文庫)
- 庵野ゆき
- 東京創元社 / 2021年11月18日発売
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認めたくないが年取るとハイファンタジーは少々きつい。設定とか思い出せない。
だいたい前作から何年経っているのか。
あと前はタータが表紙だったのに今回は主人公とはいえ髭面のおっさんだし、売る気あるのか?
しかしミミが月影の民を訪ねてから最終決戦までは迫力があり引き込まれた。
ナーガやソディもそれぞれ必死で生きてる感が伝わってきた。
2025年5月7日
- トイレで読む、トイレのためのトイレ小説
- 雹月あさみ
- KADOKAWA / 2019年1月31日発売
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1話1話が短いので読みやすいし、主人公も老若男女、猫、便器自身とバリエーション豊かで楽しい。
もちろんイラストもかわいい。
2025年5月6日
- 六人の笛吹き鬼 (単行本)
- 三津田信三
- 中央公論新社 / 2024年9月19日発売
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ホラー風味のミステリだからそれほど怖いものは出てこないが擬音の使い方がうまい。したっ、したっ、と人間が歩いてくるだけなのに怖い。
2025年4月27日
- 風神雷神 Juppiter,Aeolus (下)
- 原田マハ
- PHP研究所 / 2019年10月31日発売
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前半は10代の少年たちの冒険記なので涙もろい人はお覚悟を。
2025年4月24日
- 天神さまの花いちもんめ
- 嗣人
- 産業編集センター / 2024年6月13日発売
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神様たちが大真面目にバカやったり真面目に仕事をしたり酒を飲んだりする話。
全員初心者キャンプと鯛車の話は最高に笑わせてもらった。
太宰府で亡くなったとしか知らなかったがそりゃ祟るのも無理はない。
2025年4月17日
人類にひっそりと溶け込んできた不老不死の人々「ランガ」を巡る物語。
面白いのにタイトルがダサいのはもったいない。
2025年4月11日
- アンソーシャル ディスタンス
- 金原ひとみ
- 新潮社 / 2021年5月26日発売
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1話 アル中
2話 美容整形中毒
3話 コスメ
4話 コロナと希死念慮
5話 コロナとxxx
ハマる心理が克明に描写されすぎていて、恐ろしくて1日に全部読むことはできない。
2025年4月4日
- 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)
- 井上真偽
- 講談社 / 2016年7月7日発売
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ギラギラした表紙が図書館のラミネートでさらに見辛くなっているw
前作はキャラクター紹介も何もなく始まったから順番を間違えたかと思ったけどこちらが2作目で合ってるらしい。
元花嫁はずいぶん自信がなくうじうじした人みたいだが、まだ若いし大金も手に入ったんだからやり直せるだろう。
2025年4月3日
大河ドラマ狙って書いた?と思ったが準備期間まで考えたら偶然か?
いくら賢くても源氏物語を書き始めたのが10代は早過ぎる気がした。
2025年4月2日
- その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス)
- 井上真偽
- 講談社 / 2015年9月10日発売
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主人公は母親の名誉を回復しようとしている、と言えば聞こえはいいが要するにマザコンてこと?
あとウエオロなんて読めないよ。
2025年3月31日
- 龍女の嫁入り 張家楼怪異譚
- 白川紺子
- 集英社 / 2024年11月26日発売
- 本 / 本
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小寧の本名は結局明かしてくれないの?続編はないのですか?
人間なんかと言いつつ気遣っている小寧かわいい。
誰かが言っていたけど中華版しゃばけだわ。ほんとに。
2025年3月26日
そもそも主人公のアンドロイドはなぜ少女の姿をしているのか。羊を捌くなんて大仕事のためなら大人の形のほうがいいはず。
彼女が仕える一族も、広い敷地と大きな屋敷と相当な財産があることはわかるが具体的な生業はわからない。
ただ一族それぞれの衣装、食べるもの、好きなことなどは細かく描写されている。
面白かったという一言では片付けられない複雑さ。
2025年3月17日
絵師を主人公にした作品が二つ、絵巻物を作る話、絵の破片を見て少女が生きる気力を取り戻す話(←これはこじつけすぎ?)がある。
一番好きなのは「紅牡丹」かな。苗に生きていてほしい両親と侍女の執念が感じられる。
2025年3月16日
- 図書館の魔女 高い塔の童心
- 高田大介
- 講談社 / 2025年2月19日発売
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ずっと待ってたよ〜何年振り?
だいたい図書館内での政治劇だが語学ネタもちゃんとある。マツリカって子供の頃から変わっていないな。
食物に対する執念と行動力と祖父に対するツンデレがすごい。
2025年3月13日
- 夏を取り戻す (創元推理文庫)
- 岡崎琢磨
- 東京創元社 / 2021年6月30日発売
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単なる子供のいたずらと思われた連続失踪事件には目的があった。火事を起こしたのは自分達ではないと外部に認めさせること、団地とそれ以外の子供達の隔たりをなくすこと。
最後に成長した七海と慎司が仲良さそうにしているのはできすぎな気もするけど良かったね。
2025年3月12日
- 破ると怖い海の6つのルール 「怖い場所」超短編シリーズ
- ウェルザード
- 主婦と生活社 / 2024年7月19日発売
- 本 / 電子書籍
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ありがちなものかと思ったが意外と面白かった。
2025年3月2日
この間4巻を読んだばかりの気がするけど、この作者本当に兼業?内職してない?
菅原さんは神になってからも忙しいのかw
2025年2月16日
- 六月のぶりぶりぎっちょう
- 万城目学
- 文藝春秋 / 2024年6月24日発売
- 本 / 本
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清さんは現世を楽しんでいそうだけど、信長さんは苦しそうだから早く成仏できるといいね。
女御をプリンセスと訳すのはいかがなものかと思ったが高位の貴族の娘さんだから間違ってはいないのか?
2025年2月12日
- 装苑2025年3月号
- 装苑編集部
- 文化出版局 / 2025年1月28日発売
- 本 / 雑誌
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このボリュームでほぼフルカラーで858円?
お買い得すぎ!
羽生さん目当てで買ったけどべらぼうの衣装や見上愛さんのコラムもあって当たりでした。
2025年2月7日