web小説にありがちな、視点がコロコロ変わる読みにくさが、結構最後まで足を引っ張った。そして突っ込みどころのある世界観も読みづらかった原因のひとつ。
だけど、最後はなんだかわからない気持ちに煙に巻かれながらも、じんと感動してしまった。
なんだろう。多分、万人にはうけるどころか許容すらもされないかもしれないけど、それでも構わないという人だけが支持をするお話だと思います。
作者あとがきでも読者を突き放したかのようなメッセージに戸惑いながら、作者と作品とに乖離がないことに安心しました。
この人の二作目を書籍という媒体で読んでみたいようなみたくないような…。ただ、そのときはちょっとでも編集さんの手を入れたものを見てみたいです。
(コミコミ特典小冊子はすごく甘くて普通でとても良かったです)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2020年2月9日
- 読了日 : 2020年2月9日
- 本棚登録日 : 2019年12月13日
みんなの感想をみる