10代のうちに本当に読んでほしい「この一冊」 (河出文庫)

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本棚登録 : 70
レビュー : 2
制作 : 河出書房新社編集部 
shiroyagieさん  未設定  読み終わった 

親も先生も勧めないけどぜひ読んでおくべき本を、30人が1冊ずつ紹介するという趣旨。こんな触れ込みだと、普通の読書案内ではめったにお目にかかれない本が出てくるのかと思いきや、けっこうベタなのが多い。評者は、趣旨を理解してるのかなあ。特に、論理哲学論考や共産党宣言を偉そうに紹介してるのをみると辟易した。極めつけは、社会学者の大澤なんとかというひとが、自慢げに小難しい本を紹介したかと思ったら、あげくのはてに自著紹介までしてた。みっともなさの極致だと思った。そんななか、いいなと思ってのは、「10代の人に勧めたい一冊なんて、本当の本当は、ない」と書いた角田光代。「悪党だから言い放つことのできる名暴言」を楽しそうに紹介する僧侶の小池龍之介(紹介しているのはカイジ)。この二人の文章は楽しかった。ぼくならなにを勧めるか? うーん、『知的生活の方法』か『本の運命』かなあ。(2018年3月12日読了)

レビュー投稿日
2018年3月14日
読了日
2018年3月14日
本棚登録日
2018年3月14日
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