ポーの一族 ~春の夢~ (フラワーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館 (2017年7月10日発売)
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感想 : 66
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ポーの一族の続編が出るなんて…!
もしかして、アランは生きてたのか、とかあの結末の続きが??とかの期待も若干あったけど、元々まぁ時系列が順番ではない物語だったので、新作が読めただけでも満足です。

物語は第二次世界大戦も終わりかけのイギリス・ウェールズのアングルシー島。赤い家に越してきた二人。
島には親戚の家にナチの迫害から逃れてきたドイツ系ユダヤ人の姉弟がいて、周囲からの阻害に人一倍過敏になり厳しく弟を守ることに使命感漂わせる姉、無邪気な弟とやがてエドガーは親しくなる。
血が薄く体調を崩しているアランはいつものちょっと焼きもち。
そこにポーとは違うヴァンピールの一族の昔馴染みファルカを呼びアランの治療をしてもらったり、ポーの村のシステムが少し判明したり、姉弟が不幸な結末を迎えたりのお話。

ここで新たに明かされる別のヴァンパイアの一族が複数存在していたり、新しい能力を得たり、キングポーが生きてたり、不思議の数々の一端が明かされて嬉しい限り。

次のお話ユニコーンもとても楽しみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 33歳【2018-】
感想投稿日 : 2019年4月4日
読了日 : 2017年7月16日
本棚登録日 : 2017年7月17日

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