前法王の逝去で時期法王の選挙が始まった。中々決まらず、みんな心の中では自分が選ばれません様にと必死で祈る。何度も投票が繰り返された末誰も予想しなかったメルヴィンが選ばれた。
しかしメルヴィンはバルコニーに出られず、鬱状態に陥り、セラピストに会いに行った足で逃げ出してしまう。
じいさん・じいさん・じいさん達の波。セラピストにのせられてみんなで何故かバレーボールをしたり、選ばれなくて呑気にしつつ、自分がなりたくなかったというのもあるだろうけど選ばれたものに対して不満を言わないのは偉いなと思う。
選ばれてしまったメルヴィンの苦悩が漂いながらも何処かコミカルで、日本語タイトルから期待した感じのコメディではないけれど、モレッティらしくつて結構好き。バチカンの衣装が凄く鮮やかで楽しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
28歳【2013-】
- 感想投稿日 : 2014年4月8日
- 読了日 : 2014年4月8日
- 本棚登録日 : 2014年4月5日
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