
きっかけ
すこし調子が悪いときに、試験の同期が、
「すごく悲しくて幸せな本」と紹介してくれたのがこの本でした。
構成、の代わりに物語の彩り
僕、さくら、お母さん、おとうさん、彼女、ミキ、ばあちゃん、
おじいさん、フェラーリ、望月君、難関、湯川さん、パラボラ猫、
おばさん、妖怪、矢嶋さん、サキコさん、ゲンカン、薫さん、警察
官(ぬけていたらすいません)
印象に残った文章、せりふ
ぼくは貯金が出来ない。
女の子はいつか赤ちゃんを産むけど、きっとこの子は小さいか
ら、桜の花びらを産んだんよ。
「ああこの人の前で、思い切り餃子が食べられるような関係
になりたい」
「ミキ、生まれてきてくれて、有難う。」
大人になるというのは、ひとりで眠ることじゃなくて、眠れない
夜を過ごすことなんだ。
「嘘をつく時は、あんたらも、愛のある嘘をつきなさい。」
「薫さん黒帯やで。」
兄ちゃんが食べ残したごはんを食べるように、母さんは
少しずつ太りだした。
さく、さく、さく、さく
「この体で、また年を超すのが辛いです。 ギブアップ」
「あんたらが三人揃ってたら、それだけで笑えんのよ。」
「病院なんかなんぼでもある。」
「あのランドセルは、捨てたぞ。」
- レビュー投稿日
- 2009年8月23日
- 読了日
- 2009年8月23日
- 本棚登録日
- 2009年8月23日
『さくら (小学館文庫)』のレビューへのコメント

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