初版時に読了。でも、ずっとレビューを書けませんでした。簡単には言葉にできない深い読後感。
虐待を受けた子が心に刻みつけていく傷口を丁寧に描写しています。
長編です。未読の方は、すべてが解き明かされるラスト5巻までどうぞあきらめずに読み進めてみて下さい。
心に「何か」を残すはずです。
これから親になる人、今子育て中の人に特にお薦めしたい。子育てをする時に最も注意しなければいけないのは、その子の心に、親の手で「傷」をつけないこと。それを痛感する作品です。-- 日本推理作家協会賞受賞作。
読書状況:読み終わった
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◇日本推理作家協会賞
- 感想投稿日 : 2010年1月27日
- 読了日 : 2010年1月4日
- 本棚登録日 : 2010年1月4日
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