丸谷才一編・花柳小説傑作選 (講談社文芸文庫)

  • 講談社 (2013年2月9日発売)
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感想 : 2

島田洋子の『一九二一年・梅雨 稲葉正武』『一九四一年・春 稲葉正武』がおもしろかった。いままで阿部定はなんだか興味がなかったけど、阿部定のとは気づかずこれを読んで、とてもおもしろかった。血肉がかよった、友だちの話みたいに親近感が湧いた。

永井荷風の『葡萄棚』と徳田秋声の『町の踊り場』を並べたのは、葡萄棚、葡萄の葉陰つながりなんじゃないかなと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年11月29日
読了日 : 2015年11月23日
本棚登録日 : 2015年11月23日

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