島田洋子の『一九二一年・梅雨 稲葉正武』『一九四一年・春 稲葉正武』がおもしろかった。いままで阿部定はなんだか興味がなかったけど、阿部定のとは気づかずこれを読んで、とてもおもしろかった。血肉がかよった、友だちの話みたいに親近感が湧いた。
永井荷風の『葡萄棚』と徳田秋声の『町の踊り場』を並べたのは、葡萄棚、葡萄の葉陰つながりなんじゃないかなと思った。
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- 感想投稿日 : 2015年11月29日
- 読了日 : 2015年11月23日
- 本棚登録日 : 2015年11月23日
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