バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

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本棚登録 : 3725
レビュー : 574
sho012bさん  未設定  読み終わった 

一人のバッタ博士がアフリカでバッタと、いや人生と格闘する話。
本屋で偶然手に取り読んだ本だが、結果的に2017年上半期一番面白い本となった。

新書にしては厚めだが、文章・言い回しが面白く、飽きずに笑いながらスイスイ読める。
スイスイ読んでるうちに、サバクトビバッタの生態からモーリタニアの生活・文化、
はたまた研究者の苦悩から東北弁の雑学まで、様々ものを垣間見ることができた。

それだけで十分面白いのだが本書の魅力はそれだけではない。
筆者はモーリタニア赴任後、いくつもの困難・苦難にぶつかるが、
工夫と努力と忍耐をもってして、また多くの人との出会いと助けを得ることで、
それらを乗り越えて成長していく。その姿に感動するし勇気を貰える。

終盤の「孤独の不安は友やファンが打ち消し、無収入の心配は京都大学が葬り去った」は笑える言い回しなのだが、
多くの苦悩を乗り越え成長した上で決戦を迎えるところで、不覚にもホロっときてしまった。笑。

超おすすめの一冊です。バッタにもアフリカにも興味が無くても十分楽しめるはず。

レビュー投稿日
2017年6月18日
読了日
2017年6月18日
本棚登録日
2017年6月18日
17
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