現代社会(できる限り早く、簡単に、多く、生産・流通・消費する社会)とは対極にある「スロー」な社会や生き方を提示し肯定する本。
主題が面白いのに加えて、心に響く言葉も見つけられた。
・商いは、お客さんと、一緒に育てる。
・好きと、社会貢献と、利益が重なることをする。
・抗議や反対運動よりも、より良いものを作りみんなに示してあげる方が有効。
・「自分の行動が他人への迷惑だと考えて、それらを避けようとすれば、自分には家の中で寝たきりの一生しかない。人生に多少の迷惑のかけ合いはつきもの。骨がいつどこで壊れるかもしれないが、自分は外へとび出して、人に声をかけながら生きていく方を選んだ」p.204
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月12日
- 読了日 : 2022年1月12日
- 本棚登録日 : 2022年1月12日
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