今と重ね合わせたりしながら読む。
商売人であり、職人でもある康吉の気持ちがすごくよくわかる。
情勢の揺れ動きのなかでどのように立ち振る舞うべきかを迷い、妻に相談して口論になったりするところが昔の話とは思えないのです。
お世話になったが、震災で障害者になってしまった伊助を引き取らない部分や、ぱったり終了するあたりがリアルで、変な後味がある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月13日
- 読了日 : 2020年5月13日
- 本棚登録日 : 2020年5月13日
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