20世紀初頭のドイツで活躍した音楽評論家パウル・ベッカーのことばが引用されてました。
「音楽は国境を越えている/音楽は人々を一つにする」と言い立てながら、それは出来るだけ効率的な需給バランスの調整と利潤追求を旨とする産業となり、人々を一つにするどころか、「趣味の多様性」の美名のもと、社会を無数のモナドへと分断してしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2018年11月14日
- 読了日 : 2018年11月4日
- 本棚登録日 : 2018年11月4日
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