名将の言葉 武人の生き様と美学

  • パイ インターナショナル (2011年6月22日発売)
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感想 : 5
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 この本は、山内昌之さんが推薦していたので購入して、昨日、病院の診察待ち時間で読了。

 右側のページに名言が、左側のページに武具又は刀の写真が載っている。

 今ひとつ、武具、刀の写真の意味がわからないというか、難しい。それを評価する目がないので、名言とどう関連づけていいのかわからない。

 ということで、名言でこれはと思うもの。

①池田光政:田畑は国と民の至極なる宝なり。

②本多忠勝:それがし家人らは形物づきよりして、武士の正道に入るべし。

 本多家は形からはいる。形をよくして真の武士になっていく。

 身なりというのは意外の重要。みなりがきちんとすると緊張もするし、きりっとする。

③島津斉彬:十人が十人とも好む人材は、非常事態に対応できないので登用しない。

 最近の非常事態でいろいろ、おろおろする組織のトップは、こういう人が多いのではないか。

 もっと、くせがる、変わり者を組織が許容し、登用しないと、日本社会が伸びていかない気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2011年11月12日
読了日 : 2011年11月12日
本棚登録日 : 2011年11月12日

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