邦題『おとうさんのちず』
1939年、第二次世界大戦開幕の契機となったポーランド侵攻から逃れて家族はソ連(現カザフスタン)に避難する。
空腹との戦いが辛い日々だったけど、お父さんの買ってきた地図に助けられて…というお話。
中東を彷彿とさせる街並みだけどキリル文字が並んでいるこの世界は一体どこだろう…?!と思いながら読み進めたら、本の最後に作者の自伝が1ページにまとまっていて、現カザフスタンの風景だったことが判明。そうか、中央アジアってこんな感じなんだ…と新しい世界を見た思いで面白かった。
空想が空腹の苦しみを和らげるというストーリーも素敵。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年3月4日
- 読了日 : 2023年3月4日
- 本棚登録日 : 2023年3月4日
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