日本人が中国語を学ぶにあたっての、一番のネックは漢字!
音を聞いて「そのもの」を思い浮かべられなければ意味がない、漢字を思い浮かべてるようじゃまだまだ…というのはほんとそのとおりで、私もなかなかに苦労しています。
ただ、単語によっては漢字を思い浮かべることのほうが大事じゃないかなぁという風にも感じています。抽象的な概念を表す単語であれば、必ずしも「そのもの」をイメージできずとも、漢字が思い浮かべられたらいいんじゃないか、日本語でも実際そうだし、と思いました。
その他、中級以上に進むにつれて重要になってくる諸々のこと、
例えば「組み合わせ連語」、日本語でも同じように「傘」は「さす」「判子」は「押す」、「帽子」は「かぶる」といった、決まった組みあわせがありますが、中国語でも同じで、そういった表現を身につけることが大事だよ、といった指針は、今後の役に立ちそうです。
あと、日中の習慣の違いも少し書かれていて、おもしろいですね。
日本では「お世話になった方に」贈り物をしますが、中国では「お世話になる方に」贈り物をするそうで。
難しいですねぇ…
学習の進度に合わせて、時々読むといいかもしれない、と思いました。
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- 感想投稿日 : 2011年12月24日
- 読了日 : 2011年12月24日
- 本棚登録日 : 2011年12月24日
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