祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2021年3月24日発売)
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本棚登録 : 101
感想 : 10
3

相変わらずの百均DIYクオリティに緊迫した場面でも笑ってしまった。
今回も容赦なく人は死ぬけれど、その分救える魂もあった。
白崎の抱えていたトラウマもまた、ここで一つの終着点を迎える。

今回の舞台は京都。
序章の「こっくりさん」をした少女の視点から、その流れで一話目のこっくりさんのお祓いに入って終わったから、てっきりこの序章、一話目の前ふりだと思いんでいたところにまさかの全編こっくりさん絡み。
個々の話では違うネタだし(何しろ天狗退治に行くのが名目だった)謎の陰陽師の思惑を探るのがメインになりもしたが、ちゃんとこっくりさんが芯に通っている話になっている。
それが最後には巨大なハイブリッドタイプの敵との対峙に繋がる。
あの最後の戦いの十字はチート級でかっこよかった!
普段はお金ないし、口も悪いし、前述通り百均DIYでほっこり(?)できるキャラなのに、あのギャップはずるい。

一方でダンテが言っていた危うさも分かる。
白崎がその危うさの緩和になってくれるといいのだが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(作者名:さ行)
感想投稿日 : 2022年10月27日
読了日 : 2022年10月27日
本棚登録日 : 2022年10月27日

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