どの話も「予想外」な真相で驚いた。
後から考えると伏線はちゃんと用意されていたので、気付こうと思えば気付けたのだが、ミスリードが上手いというか。
何より最終話よ。
真相がああとなると、推しとの恋愛問題がややこしいことに。
主人公が取った行動は正しかったと思う。
それ以上に向こうの諦めが悪かったが。
オカルトにアイドル、推し活と要素盛り沢山ながら、ミスリードが味わえるオカルトミステリとしても楽しめた。
上記の通り、推しとの恋愛話も絡めてくると応援が難しくなるけれども。
結ばれたとしてもなあ……それはそれで問題が。
心霊事件より余程難しい問題な気がする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(作者名:た行)
- 感想投稿日 : 2024年9月14日
- 読了日 : 2024年9月14日
- 本棚登録日 : 2024年9月14日
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