自分のキャリアを考えるにあたり、過去の自分を自己分析するやり方ではなく、理想とするキャラを作り、そのキャラクターが物語を転がすように人生を送ると、行動しやすくなり、生きやすくなるという内容。
いわゆる自己啓発本とは、角度の違う本で面白かった。文章も堅苦しくなく平易な内容で大変読みやすい。
自分が理想とするキャラを、自分に憑依するように生きることで、それが本当の自分なんだと思うようになる。(自分は自分のことを第三者が評価するように自分の行動をもとに評価している。)
だから、まずどんなキャラになりたいかの設定が大事。
また、キャラを定着させるために、そのキャラが取りそうな行動を繰り返し起こせるような環境作りが大事。
これらのノウハウを、土台となる考え方の部分からテクニック論まで、丁寧に説明してあり、キャリアに悩む人には大変参考になる本だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年6月27日
- 読了日 : 2024年6月27日
- 本棚登録日 : 2024年6月25日
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