元々繋がりのある青木純さんの本。温かな空気で、気さくで、なぜか自分の名前も覚えてくれてるめっちゃ良い人という印象な一方で、その本質的な魅力・凄さは全然知らなかったけど、この本を読んでそれが本当によくわかった。びっくりするくらいプラスもマイナスも感情がむき出しになっていて、まちづくりやまちのイベント運営に関わる人みんなに読んでほしい本です。
タイトルのとおりの「パブリックライフ」を送っている純さん。彼は「ちょうど良い湯加減」を目指して取り組んでいることだけれども、ここまで(大した金にもならない)公共的なことに当事者意識を持って熱量高く取り組める人は、自分を含めてそうはいるものではない。でも、「ちょうど良い湯加減」は誰にとっても気持ちの良いものなので、それに誘われるかのように周りがそのパブリックライフに参画していく。その引き寄せ力に感服しました。
2年前、よくわからず秋田から参加させてもらったリビングループ。今年はスケジュール的に参加できないんだけど、その歴史と革新性を知った状態でまた来年こそは参加したいと強く思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書、教養
- 感想投稿日 : 2024年8月15日
- 読了日 : 2024年8月15日
- 本棚登録日 : 2024年8月15日
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