山田詠美さんが、わたしが生まれた年に書いたものでデビュー二年目のものだとか。
なるほど。文章が、若い!笑
黒人と日本人のハーフ
美貌の女、サユリ。
彼女の寵愛をうけようと躍起になる四人の男たちの、涙ぐましい切磋琢磨の末に辿り着いた真実とは‥
恋する目をした男は、黒人もおじさんも田舎出身の青年もみんなどうしようもなくいじらしくて可愛い!
黒人のスタンとシンイチの関係がすき。
意図があるとはいえ、じぶんを好きな男ふたりを同じところに住まわせるのはほんとうに悪趣味だとおもうけど‥笑
黒人と結婚経験のある山田詠美本人があとがきで、
「男の出来に、国や肌が関係者してる訳ないだろーっ!!!」て怒ってたのがおもしろかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
官能小説
- 感想投稿日 : 2012年4月20日
- 読了日 : 2012年4月20日
- 本棚登録日 : 2012年4月19日
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