真理の追求。
常識でなくとも、理解されなくとも。
自分の体験から掴んだ真理を貫き通した落合監督。その姿を就任から退任まで取材して書いた駆け出し記者の一冊。
•選手に情を挟まない
•喜怒哀楽を顔に出さない
•練習(情報)は公開しない
•打撃より守り
•言い訳はしない
•全て自分の責任
•野球は「普通」•「確率」
•練習は嘘をつかない
この本から伝わる落合監督の信念。
勝つため、優勝するために、その他一切を排除し、一枚の紙(契約)にのみ殉じる。
孤高の強さを感じるが、夫人の目から見れば、かなり神経をすり減らしていた様子。
プロに入る前、実力はあるが、根無し草のような野球との関わりをしていた落合に、“芯”を入れ、三冠王という目標を持たせたのは夫人だったよう。
野球界を変える出会いだったのかも。
コロナ禍でなぜか落合のYouTubeを頻繁に見返すようになり、フォロワーさんの本棚で本著も知った。
野球好きでない僕も、いくつかの”哲学“を得られたと思う。
この5日間、見事に“落合漬け”だった。
2名のフォロワーさん、素晴らしい本の紹介•レビュー、ありがとうございました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月10日
- 読了日 : 2022年12月9日
- 本棚登録日 : 2022年12月9日
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